2012年5月27日日曜日

田村和之先生(龍谷大学・教授)の記念講演(京都こども未来ネット結成総会)

本日、2012年5月27日(日)、京都こども未来ネット結成総会が「こども未来館」で開かれました。記念講演は、田村和之先生(龍谷大学・教授)による「民営化で、保育はどうなるか」

 この「京都こども未来ネット」の結成の切っ掛けは、京都市内の市営保育所民営化問題ですが、広く京都のこどもの保育について考えることなどを目的に掲げています。

■「京都こども未来ネット」の結成について
   (目的)
1.市営保育所のあり方から京都の保育について考える。
2.全ての子どもが保育を受け、発達する権利を保障する。
3.待機児童をなくし全ての子どもに平等に保育を保障する。
4.「子ども・子育て新システム」から京都を守る。
5.以上の目的を実現するために学び、交流し、行動する。

(会員)
上記目的に賛同する個人及び団体。

(事務局)
電話:075-222-3897(京都市職労民生支部)
メール:京都こども未来ネット事務局メール
     kyotokodomo.net@gmail.com

■講演のポイント
「横浜市立保育所廃止事件最高裁判決(2010年11月26日)」において、「保育の実施期間終了まで、その保育所で保育を受ける権利が認められた」「在園児が居る限り、当該保育所は廃止できない」とされた。
この判決趣旨からすると京都市の民営化と向日市の公立保育所廃止手続きは問題がああることが明らかになった。

■京都市内のだけでなく、向日市の公立保育所の保護者も多数聴講に訪れていました。

■開催日時等の記録
日時:2012年5月27日(日)13時30分から15時30分
場所:こどもみらい館
http://www.kodomomirai.or.jp/